ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の近くで建設中の「カンデオホテルズ」というホテルの建設中に、1,5トンという大きな重量の給水ポンプが台車から転がり落ちて、現場作業員の男性2人が下敷きになる事故がありました。
カンデオホテルズはUSJ東に位置する今年の夏に完成予定のホテルで、現在は4月下旬ですので建設の最終段階だと思われます。
そんな中なぜ今回このような事故が起こってしまったのか?その原因や、建設現場を取り仕切っているゼネコンはどこなのか?調査してみました。
USJホテルの給水ポンプが倒れた原因とゼネコンは?
なぜ給水ポンプは倒れてしまったのか?現場はどこのゼネコンが仕切っていたのか?
原因と現場の状況を検証していきます。
なぜ給水ポンプは倒れたのか?
今回横倒れを起こした原因は、台車の扱い方や種類や、完成前の忙しい時期での作業ということもあり、注意力が欠如していたなど様々な原因が考えられます。
今回は”横倒した”ということですが、これにはいくつかの原因が考えられます。
- 現場の足場が悪かった場合。
- 台車に乗せた給水ポンプのバランスが悪かった場合。
- そして作業員の確認や連携がうまく取れていなかったという場合です。
時期を見ても建設はラストスパートだったと思いますが、そういう中で現場ではこのあたりの確認の徹底を、集中しながら作業するのは難しかったのかもしれません。
しかし今回の事故が示したように、一瞬の判断ミス、道具の使い方や確認の怠りなどで命に関わる大事になりえるような作業現場では、完成を間に合わせようと必死に作業するよりもひとりひとりが万全の状態で作業できる環境を作るべきだとも思います。
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現場を取り仕切っていたゼネコンは鴻池組
調査した結果、今回カンデオホテルの「設計者・監理者」をしていたゼネコンは「鴻池組」だそうです。
鴻池組は有名なゼネコン会社ですがその分毎年携わっている案件も多く、現場の作業員は多忙で人手不足なんかもささやかれていますよね。
工事現場での完全な事故対策は非常に難しいものだと思いますが、その分危険をあらかじめ予測しておく注意力が必要だと改めて考えさせられます。
まあ鴻池組に関わらず建設現場での事故は連日起こっていることですが、ひとりひとりの不注意から大事故になるこういう現場では作業員がベストのコンディションで働ける環境や最終的に突貫工事にならないような十分なスパンでの建設するべきでは?と思ってしまいました。
まとめ
現場の状況の詳細が出ていない以上、給水ポンプの横倒の原因ははっきりわかりませんが、分かり次第この記事でも追記していくことにします。
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