長い冬が終わって春を迎えると水温もだんだん上がってきて、魚も活発になり釣り人にとって最高の季節が始まります!
夏の魚は食いつきがよくたくさん釣れるから楽しいですよね!
でも夏の釣り場は日差しが強いので・・・
暑い中夢中で釣っていたらだんだん頭痛や吐き気がしてきて軽い熱中症になってしまった!
直射日光を長時間受けてしまい、日焼けで皮がびりびりで風呂が地獄に!
そんな経験はありませんか?
今回そんな”釣り場”での体調不良を防ぐ熱中症対策アイテムや日焼け防止の方法、そして効果的な水分補給方法をまとめて紹介します。
これから紹介する誰もが持っている、”たった3つのアイテム”を釣り場に持っていき、正しい水分補給のタイミングを知っておけば”熱中症”を完封できます。
日焼けの心配もしなくてよくなるので、より快適な釣りライフを楽しめますよ!
Contents
熱中症を対策するための重要な考え方
対策や熱中症防止アイテムを見ていく前に少しだけ熱中症のメカニズムを知っておきましょう。
なぜ人は熱中症になるのかを知っているだけで熱中症対策がものすごく効果的にできますよ!
熱中症の原因と対策
強い日差しや気温によって熱くなった体は、体温を下げるために”放熱”を行います。
そして体温が高い状態が長時間続くと、体の体温調節機能に支障をきたしてしまいます。
このように放熱がうまくできなくなると、体の中に熱がこもり熱中症が起こるのです。
また、汗をかくという現象も体温を下げる働きがあり、夏場の暑い日差しの下では体を頑張って冷やそうと汗を急激に出そうとします。
それによって急なミネラルの不足や水分の不足が起きることも熱中症の一因となってしまいます。
なので私たちがすべきことは、
頭部に熱を絶対に貯めない。
頭や太い血管が通っている首などへの直射日光を避ける。
水分と塩分をこまめに取る。
という事です。
私は熱中症になって倒れた人を何度も目の前で見てきたので熱中症の怖さがよくわかります。
なので外では特にこれらのことを十分すぎるほど徹底していますが、逆に言えば、対策を徹底していれば熱中症になることはあまりありません。
これらの対策には次に紹介するたった3つのアイテムがかなり役立ってくれます。
釣り場で最重要な熱中症対策アイテム3つ
釣り場には必ず次の3つのアイテムを持っていきましょう。
これがあるだけで熱中症の危険性が大幅に減ります。
これらはどこの家にもあるアイテムなので、確実にそろえることができます。
首に巻くタオル
これはド定番ですが、もっとも効果的な熱中症予防アイテムで必ず持って行かないといけないものです。
熱中症対策で最も重要な事は、頭部に熱を貯めないということです。
首には大きな血管が通っているため、そこに直射日光が当たることで熱中症をすぐに引き起こします。
なので常にタオルを首に巻き、絶対に日光が直接当たらないようにしましょう。
また、ペットボトルに凍らせた水を持っていき、タオルを巻いて首にあてたり、脇(わき)にはさんだりすることで一気に体温を下げてくれます。
首や脇(わき)などの大きい血管が通っている部分に充てる事で大きな熱中症予防が見込めます。(足の心臓と呼ばれるふくらはぎに充てるのもお勧めです。)
頭部への直射日光を防ぐ帽子
頭部への直射日光や熱を貯めることで熱中症を引き起こしやすくするならば、頭部を守ることは優先事項です。
なので首だけでなくあたま全体も帽子で守りましょう。
帽子の形はなんでもいいですが、できればキャップタイプでなく、全体的に日光から守ってくれるハットタイプがいいですね。
ただキャップタイプの帽子でもかなり効果が期待できます。
これがあるのとないのとじゃ大違いなので、帽子を必ずかぶりましょう。
ただし色は黒以外、できれば白が良いですね!
黒をかぶると逆に暑くなりすぎて危険です。笑
また冷えピタを貼るのも効果的です。
冷えピタはおでこから熱を取ってくれるアイテムなので、帽子とタオルと組み合わせることで効果大です!
水を凍らせた1,5~2Lのペットボトル
大き目のペットボトルに水を入れて持っていくのはかなりおすすめです。
これはなかなか持っていく人がいないのですが、飲み水になってくれる上に、タオルで巻けば即席のアイシングになってくれます。
先ほども説明したように、2~3分首にあてたり脇に挟んだりすることで、自分でもわかるぐらいに体温を落としてくれます。
私は夏になるとエアコン代をケチるために自分の部屋でもこれをしています。笑
でもこれをやると本当にエアコンがいらないぐらい体を冷えます。
釣り場は自分の体を冷やすものが一切ありません。
防波堤は日影がないし、順調に釣れている時は日陰で休むのももったいなくなりますよね?
そういう事もあって熱中症になる人が多いです。
なので即席アイシング&水分補給で体の外と中から冷やすことができる冷やした飲料水は必須ですね!
ちなみに水なら頭の上からかけることも出来ますよ!
スポーツドリンクもミネラルが入っているので、お勧めです!
どちらも用意するのが理想ですね。
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効果的な日焼け防止と水分補給の方法
最後に釣り場での日焼け対策や正しい水分補給の方法やタイミングを紹介しておきます。
帰ってから日焼けのヒリヒリに苦しまないためにはどう対策すればいいのか?どのくらいのタイミングで水分補給すればいいのか?
そういう事についてまとめていきます。
効果的な日焼け対策は?
日焼け対策にはまず日焼け止めを塗ることが大前提なのですが、私がおすすめするのは薄手の長袖Tシャツを着ていくという事です。
長袖は一見熱いんじゃないか?と思われるかもしれませんが、薄手なら直接陽が当たらない分涼しいです。
布で皮膚を覆っていた方が、しかも日焼け止めよりも断然日焼けの対策ができます。
しかし顔や首、脚や手など、そういうどうしても服から出てしまう部分に関しては日焼け止めを塗った方がいいですね。
それ以外の部分はできるだけ衣服で隠した方が日焼けしにくいです!
効果的な水分補給のタイミング
水分補給は基本的に10分に一回はした方がいいです。
個人的には5分に1回でもいいぐらいだと思っています。
とにかく水分とミネラルの不足を起こさない!
これさえできていれば熱中症の危険性はかなり低くなります。
夏場の汗をかく量は、10分歩くと100mlと言われています。
釣り場では歩くことはあまりありませんが、5分ごとに一口といった具合に、ものすごくこまめに!水分を摂りましょう。
できればかなり冷えたもの(凍らせた水など)で、ミネラルも同時に補給しましょう。
塩飴やスポーツドリンクが良いですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?熱中症の回避はちょっとの知識と、ごくごく当たり前の物をきちんと用意しさえすれば誰にでもできます。
ちなみに私は釣り場を含めて、これまで一度も熱中症になったことがありません。
それは熱中症に対しては常に臆病になれ!と自分に言い聞かせているからです。
だから水分補給をしつこくして、肌に直射日光を絶対にあてない。
暑くなったらアイシングして、ミネラルをきちんと取る!
これさえ徹底していればなかなか熱中症にはなりません。
もちろん絶対ならないというわけではありませんが、危険性はかなり下がるでしょう。
念のために頭痛薬もきちんと持参する必要もあると思います。
そして釣りは仕事の翌日の朝早く出かけることで水分不足の人も多いと思います。
熱中症は睡眠不足や体調のすぐれない時に陥りやすいです。
なのでコンディションを整えて釣りに行くこともめちゃくちゃ大事ですね。
備えあれば憂いなし!の精神で、上に書いてある事は徹底して、楽しい釣りライフを送ってくださいね。
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