今朝ネットニュースでタカタが民事再生法申請をしたというニュースを見ました。
エアバックのリコールでとてつもない負債を抱えたタカタは、会社の立て直しを図るための選択を迷っていましたが、どうやら民事再生法の申請に踏み切ろうと決意したようです。
今回件で多くの人の脳裏に浮かんだのが、”倒産”だと思います。
今後倒産はありえるのでしょうか?可能性はどのくらいか調べてみました。
また、今回のニュースを受けて、
- 株価はどうなるのか?
- 倒産はあるのか?いつになりそうか?
- タカタ社員の今後はどうなってしまうのか?リストラはあるのか?
ということについても調べてみます。
Contents
【2017年】タカタ倒産はいつ?可能性は高いのか?社員や株価は今後はどうなるか予想
今回大規模なリコールすることになった商品は欠陥エアバッグですが、タカタはこれを無償で修理しなくてはいけません。
負債の総額は1兆円を超えると言われています。
2017年、タカタの倒産はあるのでしょうか?今後社員などはどうなってしまうのでしょうか?
タカタ倒産はいつごろで可能性は?株価はどうなるのか
タカタは現在民事再生法を申請する方針ですが、アメリカにある子会社のTKホールディングスもアメリカの民事再生法にあたるものの申請を行おうとしています。
しかし、ここで問題になってくるのが、タカタに最も出資している企業のひとつ、中国・寧波均勝電子の傘下にあるアメリカの自動車部品メーカー、キー・セーフティ・システムズ(KSS)が、この提案に最終合意しないのではないか?ということです。
タカタの計画ではKSSに一度シートベルトなどの事業を買収してもらい、生き永らえつつ、債権者に徐々に返済を行っていくと言うプランでした。
しかし当然これをKSSが断れば再建が非常に難しくなります。KSSからしてもあまりうま味の無い取引になる可能性も高そうです。
再建の可能性が明らかに低く現実的でないとき、民事再生法は適用されるのでしょうか…?
そういうことを考えると”倒産”というシナリオが、少し見えてきます。
今回の事をうけて、株価に関しても当然上がるはずもなく、順調に下がっていく見通しだという意見もたくさん見受けられましたが、この状況で株価が上がるヴィジョンはなかなか見えてこないのが正直な感想です…。
紙切れになる恐れもありますね。
倒産があるならば、今年中ということも十分考えられそうです。
リコールの補てんをしなくてはいけないため、これ以上協議を長引かせることもなかなか難しいですし、早い決断が求められます。
しかし、これまでタカタがなぜ倒産しなかったのか?というと、倒産したら困る企業が多数だからです。
例えばTOYOTAなんかがつぶれたら、トヨタのマージンで稼いでいた多くの企業も共倒れします。
国としてはそれは困るので、こういう企業は民事再生法を適用されやすかったりします。
タカタもつぶれることで、タカタ1企業だけが大きな損害を受けるのではなく、様々な場所で混乱が起きます。
なので”倒産しない”という可能性もまた考えられるのも事実です…。
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タカタの社員は今後どうなるか?
社員の削減は今回の一件を受けてありえるのではないでしょうか?
倒産の場合は当然全社員が一時的に職を失うことになります。
民事再生法が適用された場合にはもう少しましな結果になると思いますが、社員の削減はタカタにとっても急務ではないでしょうか。
しかし負債額が1兆円を超えたとしたら、少しの社員削減に大きな効果があるのか?疑わしいですね…。
もしかしたら賃金引下げも構想しているかもしれませんね。
会社という組織の下で働く以上は、会社がつぶれれば自分も職を失うというのは当然ですし、ひどい話だと思うかもしれませんが社員もひとりひとりがそれを受け入れて働いているはずです。
金融機関に頼って今後の立て直しを図るのか?
それともこのまま策を打てずに倒産していくのか?
まとめ
タカタの現在の状況などをまとめてみました。
民事再生法の申請を聞くと東芝が記憶に新しいですが、国にとっても倒産による損害が大きい企業というのは守られていく可能性が大いにあります。
倒産の可能性も大いにありますが、かといってタカタが100%詰んでいるという状況でもないというのも事実です。
株価は上がっていくように思えますし、社員の削減、賃金引下げなども致し方ない状況ですね…。
今後の展開がどうなるか、見ていくこととします。
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